シネスイッチ銀座にて。初めて来たけど、すごく好きなタイプの劇場。やっぱり映画館はスクリーンを見上げる構造の方が好き。シネコンでよくある座席がせり上がるようなシアターよりも、上空に空間があるシアターは音の広がりが違う気がする。その名の通り「劇場」だ。
『システムクラッシャー』の監督の新作。前作でもそうだったように、この監督のマイノリティの人達への目線がすごく好き。差別や偏見がなくて、フラットに1人の人間として彼ら彼女らが抱える心の暗闇を見つめる。
主人公のロナの過去と現在が断片的に交差していく構成がめちゃくちゃ良い。そしてオークニー島の美しくも厳しい自然がロナの心境と重なる。
厳しい自然の中にも暖かい太陽の光が差すように、どん底に見える人生にも差す光はあるのだろうか?